2014年10月22日水曜日

レポート作成インターフェイス(RWI)入門1


「Report Writing Interface」略してRWIと言われる機能がSAS9.4から追加されました。
SAS9.4より前のバージョンでも評価版として一部機能は使えます。


RWIを使うと、データステップ上で柔軟にレポートを作成することができます。
マニュアルには、出力先としてHTMLやPRINTERを選択できるよと書いてあります。


まずは簡単に、適当な表を作ってみましょう。
(以降、HTMLへの出力が有効になっている前提)


data _NULL_;

   *** ① RWIを使えるようにする **********;
   dcl  odsout ob() ;

   *** ② 表作成開始 *******************;
   ob.table_start();

      *** 1行目出力 ;
      ob.row_start() ;
          ob.format_cell( data: "1") ;
          ob.format_cell( data: "aaa") ;
      ob.row_end() ;

      *** 2行目出力 ;
      ob.row_start() ;
          ob.format_cell( data: "2") ;
          ob.format_cell( data: "bbb") ;
      ob.row_end() ;

  ob.table_end() ;

run;


結果



解説

① まず最初に「dcl odsout ob()」は「obって名前でRWIを使えるようにするよ」みたいな事をいってます。
ここはobじゃなくても好きな名前でok

② そのあとは「ob.メソッド()」で表を作る各メソッドを実行しています。
以下に各ステートメントやメソッドについてまとめました。

ステートメントとメソッドの説明
 dcl odsout 参照() 

 指定した参照名でRWIを使えるようにする 

 参照.table_start()

 表の作成開始

 参照.table_end()

 表の作成終了

 参照.row_start()

 行の作成開始

 参照.row_end() 

 行の作成終了

 参照.format_cell( data:"表示するテキスト")

 セルを作成


メソッドのざっくりしたイメージ。



























以上が、もっとも基本的な部分です。
HTMLで<table><tr><td>のようなタグを作るようなイメージに似てますね。



RWI入門記事一覧
1.基本構文
5.複数の表を好きな位置に配置する
6.改ページの設定
7.画像ファイルを配置する

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