2014年1月21日火曜日

条件式(IF/WHERE)におけるINオペレータの小技




以下のようなデータセットがあったとする。

data DT1;
    do V=1 to 6 ;
        output;
    end;
run;



そこから、変数「V」が「1, 3, 4, 5」のどれかだったら、
レコードを抽出したり何らかの処理を行いたい場合、以下のように書くことが出来ます。

data DT2;
    set DT1;
    if  V in (1, 3, 4, 5) ;
run;



さらに「コロン」を使うと便利です。
「3 : 5」とコロンを挟むことで、「3~5の整数」と範囲指定することができます。

data DT2;
  set DT1;
  if  V in (1, 3 : 5) ;
run;


IFじゃなくて WHERE V in (1, 3 : 5);
とWHEREに置き換えて実行すると、どのような内部処理が行われてるかログに表示されます。

それによると 「WHERE  (V=1)  or  ( (V=INT(V))  and  (V>=3 and V<=5) ) ;
みたいな長ったらしい文に置き換えて内部処理してることが分かります。

「1または3~5の整数」 という条件になってますね。



注意

コロンによる指定は整数限定(「0.1 : 0.5」みたいな小数指定は無理)。





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